約50年続くエレキットの電子工作キットシリーズで、ラジオはずっと愛されてきました。
ラジオはここ十年ほどで環境が代わりつつあり、エレキットのラジオはDSPやワイドFM対応、パワーアンプIC採用など進化を遂げています。
昔作った方も、これからはんだ付けに挑戦する方も、ぜひ新しい時代のラジオを作ってみてください。
DSP...Digital Signal Processorの略です。
ラジオ番組を聴くためには、電波の周波数を選局、電波から音声を取り出す検波、復調といった『受信処理』が必要です。それらを全てデジタルで行うラジオをDSPラジオと呼びます。
組み立て後の調整が不要なので、簡単に使うことができます。
ラジオにはAMとFMという2種類の電波がよく使われますが、AMとFMは電波の周波数が約100倍違うので使い勝手が異なります。
簡単に比較すると、AMは開けたエリアだと遠くまで受信できる代わりにノイズが多め。FMは遠くまで飛ばずとも建物が密集してても受信しやすくノイズが少ないです。
そこでAMラジオ局もノイズの少ない高音質で聴けるように、FMの電波に対応したのがワイドFMです。
周波数など詳しい情報はお住いの地域にあるAMラジオ局のウェブサイトなどでご確認ください。
「はんだ付けトラの巻」と「はんだ付け練習基板」入りで、はんだ付け初心者も安心して工作を楽しめます!
使用電源 | 単3乾電池×2本 |
---|---|
消費電流 | 約35mA(ボリューム位置中間時) |
受信周波数 | AM:522kHz~1620kHz |
FM:76MHz~108MHz | |
完成時サイズ | 幅122×高さ80×奥行き50mm (FMアンテナ含まず) |
授業やワークショップでご活用いただけるスライドデータを用意しております。
組み立てのポイントや、部品や機能の解説を記載しております。授業・ワークショップでご利用ください。
スライドデータ
・「DSPラジオ(TK-739)」組立ガイド(すぐ読めるPDF版)
・「DSPラジオ(TK-739)」組立ガイド(編集できるパワーポイント版)
生徒用ワークシート
・「DSPラジオ(TK-739)」学習シート