多極管シングルパワーアンプキット [TU-8400]
「真空管」「結線方法」による音の違いをこの1台で手軽に堪能!
参考価格:96,800 円(税込)[税抜 88,000 円]
ガラスのチューブ。明るく輝いて、あたたかい・・・・・。はんだ付けなんて何年ぶりかなぁ。
ガラスのチューブ。明るく輝いて、あたたかい・・・・・。真空管の全盛時代が終わりを告げて30年以上が過ぎました。モノ珍しさか、レトロ趣味か?近頃、ウワサがウワサを呼び、「真空管ってどんなモノ?」という声が聞こえてきます。
その昔、電気製品は偉大でした。大きくて、重くて、高価でした。”初めてテレビが来た日”というのを体験した人ならご存知でしょうが、カバーをかけて床の間に飾っていたもんです。 この頃のテレビはスイッチを入れても1分間位待たないと画面が出ないのです。また、スイッチを切ったら、画面の周りからスーッと小さくなっていって、いつまでもブラウン管が光っているのです。それによく壊れていました。その度に近所の電気屋さんが家にやってきて修理していました。その場で修理すれば直ったのが当時の電気製品でした。その中には真空管と大きくて重いトランスがぎっしりつまっていたのです。
真空管とは、電流を増幅したり、整流したりという仕事をします。そう、トランジスタの先輩なのです。真空管に安定した仕事をさせるためには高い電圧が必要なので、大きなトランスが不可欠でした。大きさと重さは、真空管にとって逃れられないことでした。真空管自体は、とても信頼のおける素子で、真空管を使ってコンピュータを作ることだってできたのですが、その重さは30トンもあったそうです。
1951年、アメリカでトランジスタが発明され、日本でも”トランジスタラジオ”なるものが作られました。指先に乗るくらい小さいのに、真空管に負けない働きをもつトランジスタの出現で、すべての電気製品がトランジスタに移行しました。テレビもラジオも小さく軽く、省エネタイプになっていったのはご存知のとおりです。エレクトロニクスはますます発達し、便利になり、中身の事なんてまったくわからない位、複雑になりました。
世の中の真空管はすべてなくなったのかというとそうではありません。
オーディオアンプやギター・ベースアンプ、業務用のミキサー・エフェクターなど音楽機器の業界では未だに根強い人気を誇ります。
音にこだわる方々が真空管を使い続ける理由とは何でしょう?
ただそこには聴く者を魅了する質感や表現力、響きなど真空管でしか出せない音がきっとあるのです。
中身がすべてIC化された現代のデジタル機器。誰が使っても同じようになる便利な反面、オリジナリティーを追求したり、自分好みに創意工夫を加えることが難しくなりました。
CDやDVDなどデジタル化が進む中、この真空管アンプキットを手にすると、懐かしさと同時に新鮮な衝撃を受けることでしょう。
自分で作る喜び、作り上げたアンプから音が出る達成感、ほのかに光る真空管のオレンジ色の光。そこには癒しにもつながる何かがあります。
部屋を暗くして優しい音楽をかけ、暖かく光る真空管を見つめていると何とも幻想的な世界に引き込まれます。
エレキットの真空管アンプキットには、わかりやすいと評判の組立説明書がついてきます。さらに定評のプリント基板を採用し、複雑な配線の引き回しの手間を省き、組立時のミスを最小限に抑える設計により、キットでありながら安定した性能を実現しました。また、真空管はすべて1本1本性能検査を行って出荷しています。
「はんだ付けなんて何年ぶりかなぁ。」
そんな風に懐かしく思っていただける方でももちろん初めての方でも、ちょっぴり贅沢なものづくりを手軽に楽しんでもらいたいという思いを込めたキットです。
「真空管」「結線方法」による音の違いをこの1台で手軽に堪能!
参考価格:96,800 円(税込)[税抜 88,000 円]
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