製品型番 | FW-05 |
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参考価格 | 6,930 円(税込) |
ファブウォーカーは、上手に「歩く」方法を試行錯誤しながら考える4足歩行ロボット。
2020年に小学校でスタートするプログラミング教育の必修化や、新しい教育モデルとして注目されているSTEAM教育において、教材に求められる多様な要素が盛り込まれたロボットキットです。
<デジタルファブリケーション※による新しいものづくりを体験できる>
ファブウォーカーの骨格は、レーザーカッターで加工された1枚の板。
その組立を通じて、ねじ止め、接着、結束など、いろいろな工作テクニックを体験できるようになっています。
※デジタルファブリケーション: デジタルデータをもとに、3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタル工作機械を使って目的物を制作する、新しいものづくりの方法。
<工夫・試行錯誤のための「余白」があります>
ファブウォーカーは4本の足で歩行するロボットですが、その4本の足はあえてキットには含まれていません。
ペンや歯ブラシ、小枝など、身の回りから足になりそうなものを自由に選んで取り付けるようになっています。
足に何を取り付けるかによって、ファブウォーカーの歩き方はさまざまに変化します。
自分が意図したとおりに歩くよう試行錯誤を重ねることにより、プログラミング的思考を経験することができます。
<ロボットプログラミングを体験できる>
ファブウォーカーはパソコンと接続したプログラミングに対応。
専用ソフトウェア「Palette IDE(パレット・アイディーイー)※」を使って、前後左右、歩き方を自由自在にプログラミングできます。
※Palette IDEはページ下部のリンクより無償ダウンロード
プログラミングはカードを並べるように、カラフルなアイコンを並べるだけ。
あとは、自分の意図する歩かせ方に合わせて、命令文を考え条件設定を行います。
ソフトウェアの操作もドラッグ&ドロップで簡単にできる上、タッチパネルを使用したタブレット環境でも使用することができます。
プログラミング初心者でも、ロボット制御のプログラムを無理なく作れます。
パソコン上で動作するソフトウェアやUSB接続に使われるデバイスドライバーのインストールは一切不要!
学校や公共施設など、使用者が管理者権限を持つことが難しい環境でも簡単に導入していただくことができます。
<プログラミング教育の教材にお勧め>
スタートやゴール、障害物をよける等の課題を設定し、作成したプログラムを実行して歩かせながら試行錯誤を重ねることで、プログラミング的思考を養います。
ワークショップ実施例の記事はこちら(ELEKIT VOICEより)
https://voice.elekit.co.jp/archives/4156
【本体仕様】
使用電源 |
単3アルカリ乾電池×2本(別売) |
出力 |
サーボモーター×2 |
完成時サイズ |
幅160mm×高さ56mm×奥行170mm(足を取り付けない状態) |
付属品 | USBケーブル |
【専用ソフトウェア「Palette IDE」動作条件】
対応OS | Windows 8 / 8.1 / 10 / 11 、 MacOS10.10~10.15 / 11 / 12 |
ディスプレイ | 1280×720以上の解像度 |
転送方法 | USB2.0(パソコン側にフルサイズTYPE-Aコネクタのない機種の場合は変換アダプタ等必要) |
備考 | タッチパネルに対応していないPC上で操作する場合には、 キーボード、マウス等のポインティングデバイスを有すること |
共同開発者
山岡潤一
1988年生まれ。研究者、アーティスト。博士(政策・メディア)。
東京大学大学院情報学環 特任助教、慶應義塾大学 非常勤講師。
2013年、慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了、2015年同大学政策・メディア研究科博士課程修了。
日本学術振興会特別研究員(PD)を経て現職。
手作業などの創造活動を支援するファブリケーションツールの開発や、バーチャルリアリティなどに関する研究に従事。UISTやSIGGRAPHなどの国際会議で発表。またフィジカルとデジタルを融合させたメディアアート作品を制作・発表している。
WIRED CREATIVE HACK AWARD 2014グランプリ受賞 、TOKYO DESIGNERS WEEK ASIA AWARD2014デザイン部門準グランプリなど。
http://www.junichiyamaoka.net/
山岡氏のメッセージはこちら
https://voice.elekit.co.jp/archives/4414
プログラミングマニュアル for ファブウォーカー | ファブウォーカー用Palette IDEの操作説明書です。 |
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