基本的にインピーダンスが8オームのスピーカーならばどんなものでもかまいません。
最近は6オームのスピーカーが増えてきていますし、カーオーディオ用の4オームのスピーカーを使いたいという方もおられると思います。
この場合、最大出力が少し小さくはなりますが使用することはできます。
また、一般的に真空管アンプにはできるだけ効率が高い(たとえば90dB/W以上)スピーカのほうが向いているといわれています。
最近のスピーカーは相当に低効率のものが多いのですが、できるだけ大きな口径のもののほうが効率が高い傾向にあります。
それから、たとえば「100Wのスピーカーは小電力アンプに向かない」などと勘違いをされている方が多いのですが、スピーカーに表示されている定格電力、いわば「このパワーまで耐えられる」という表示で、アンプとの相性とは無関係ですから、大いにお手持ちのスピーカを利用していただきたいと思います。
※当社真空管アンプにマッチするよう独自開発したウッドコーンスピーカーキットを好評発売中です。能率が高く、TU-870、TU-870R、TU-880でも十分な音量・音圧でお楽しみいただける特製スピーカーでございますので、是非ご検討下さい。