説明書の解答例と同じであっても、各タイルのインスペクタの設定をする必要があります。
グレースケールセンサの簡単な確認方法を示しますので、参照ください。
■ロボットの設定
1)グレースケールセンサをメイン基板のVLセンサの場所に配線します。
2)メイン基板のJP2の設定をANAの位置にします。
3)グレースケールセンサをロボットにセットします。出来るだけ床とぎりぎりになるように取り付けます。
■タイルデザイナーの設定
下記の1)~5)のような手順でグレースケールセンサを利用します。
1)ある位置で、グレースケールセンサで床の明るさをセンス(検出)します。
検出した値をvariable1に保存します。
2)少し移動して、再び床の明るさをセンス(検出)します。
検出した値をvariable2に保存します。
3)variable1と2を比較します。
4)variable1の方が大きければ、variable1のほうが明るいということなので、白から黒に進んでいることがわかります。
5)variable2の方が大きければ、variable2の方が明るいということなので、黒から白に進んでいることがわかります。
グレースケールを利用したプログラム例を用意していますので、各タイルのインスペクタを確認してください。
サンプルプログラムは、
黒から白に進んでいたら、ブザーを鳴らす。
白から黒に進んでいたら、回転する。
を繰り返すプログラムです。
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サンプルプログラムダウンロード(12KB)
※サンプルプログラムは自己解凍形式で圧縮されておりますので、ダウンロード後、任意の場所に解凍してご利用ください。