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LEDを光らせるための電池ボックス[AP-180]は、どれくらいの時間LEDを点灯させることができますか?

【乾電池の持続時間(参考値)】
電池の持続時間は乾電池の種類(メーカーの違いやアルカリ・ニッケル水素などの種類)によって異なります。
そのため、保証する持続時間は定められませんが、参考として単3のアルカリ乾電池(公称電圧1.5V、全て同一のメーカー)を未開封の状態から使用し始めて終止電圧(0.9V)に達するまでの時間(乾電池の持続時間)を簡易的に計測したデータを以下に示します。
なお、実験は赤色LED(2本、6本)と緑色LED(2本、6本)で行いました。

赤色LED(2本):75 時間
赤色LED(6本):15 時間
緑色LED(2本):150時間
緑色LED(6本):41 時間

※これらの持続時間は参考値であるため、使用する乾電池の種類やメーカーの違いによって実際の持続時間は異なります。



【LEDの色による消費電流の違い】
AP-180の出力電圧は約4Vが一定で出力されており、出力端子には抵抗(470Ω)が接続されているため、LEDの消費電流はLEDの順方向電圧の高さに依存します。順方向電圧の高さはLEDの光の色によって変わります。
LED1個あたりの消費電流は以下の数式によって計算することができます。

(AP-180の出力電圧[V] - LEDの順方向電圧[V]) / 抵抗値[Ω] = 消費電流[A]

例えば、順方向電圧が2VのLED(赤・黄など)を使用した場合、LED1個あたりの消費電流は、
(4 - 2) / 470 = 0.00426[A] = 4.26[mA]
となります。

また、順方向電圧が3.4VのLED(白・緑・青など)を使用した場合、LED1個あたりの消費電流は、
(4 - 3.4) / 470 = 0.00128[A] = 1.28[mA]
となります。

そのため、長時間LEDを点灯させたい場合は順方向電圧が3.4VのLED(白・緑・青など)を使用すると良いでしょう。また、消費電流はLEDの使用個数に比例するため、点灯させるLEDが多いほど消費電流も大きくなり、電池の持続時間は短くなります。

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